はい。製品形状や必要数量、要求品質、コストなどを確認し、適した鋳造方法をご提案いたします。
株式会社中山合金鋳造所では、アルミニウム製品の製作をご検討されているお客様から、「重力鋳造とダイカストのどちらを選べばよいか分からない」というご相談も承っております。
重力鋳造とダイカストは、どちらも金型を使用してアルミニウム製品を成形する鋳造方法ですが、溶かしたアルミニウムを金型へ流し込む方法や、得意とする製品形状、生産数量、金型費用などが異なります。
そのため、一概に「こちらの工法が優れている」と決められるものではありません。製品の用途や形状、必要な強度、年間の生産数量、目標価格などを総合的に確認したうえで、適した工法を選定することが重要です。
重力鋳造(グラビティ)とは
重力鋳造は、溶かしたアルミニウムを重力によって金型へ流し込み、製品を成形する鋳造方法です。
ダイカストのように高圧で金属を充填するのではなく、重力を利用して比較的ゆっくりと金型内へ流し込むため、製品の用途や形状によっては、肉厚のある製品や強度を重視する部品に適しています。
また、ダイカストと比較すると生産速度は遅くなる傾向がありますが、必要数量や製品仕様によっては、金型費用を含めた総コスト面で重力鋳造が適している場合もあります。
中山合金鋳造所では、協力企業様との連携により、AC4Bを使用した重力鋳造やT6熱処理にも対応しております。製品サイズについても、最大600mm×600mm程度までを目安にご相談いただけます。
ダイカストとは
ダイカストは、溶かしたアルミニウムを専用のダイカストマシンを使用し、高速・高圧で金型内へ充填して製品を成形する鋳造方法です。
短時間で連続的に鋳造できるため、中量から大量生産に適しており、複雑な形状や薄肉形状、寸法精度を求められる製品などに幅広く採用されています。
株式会社中山合金鋳造所では、型締力125tから1000tまでのアルミニウムダイカストマシンに対応しており、比較的小型の部品から大型部品まで、製品の大きさや形状、生産数量に応じた設備を選定いたします。
また、鋳造後の機械加工、表面処理、検査、組立、梱包などについても、製品仕様に応じて一貫してご相談いただけます。
どちらを選ぶかは、生産数量だけでは決まりません
重力鋳造とダイカストを比較する際には、生産数量が大きな判断材料になります。
一般的には、量産数量が多くなるほど、短いサイクルで連続生産できるダイカストのメリットが大きくなります。一方で、数量が比較的少ない場合や、肉厚、強度、材質、熱処理などの条件を重視する場合には、重力鋳造が候補になることがあります。
ただし、実際の工法選定は、生産数量だけで判断できるものではありません。
例えば、次のような条件を総合的に確認する必要があります。
* 製品の大きさや重量
* 肉厚や薄肉部分の有無
* 形状の複雑さ
* 必要な寸法精度
* 強度や耐久性
* 気密性の要求
* 使用するアルミニウム合金
* 熱処理の必要性
* 表面処理や外観品質
* 試作数量と量産数量
* 年間の生産予定数
* 金型費用を含めた総コスト
* 希望納期
* 肉厚や薄肉部分の有無
* 形状の複雑さ
* 必要な寸法精度
* 強度や耐久性
* 気密性の要求
* 使用するアルミニウム合金
* 熱処理の必要性
* 表面処理や外観品質
* 試作数量と量産数量
* 年間の生産予定数
* 金型費用を含めた総コスト
* 希望納期
図面上では重力鋳造が適しているように見えても、数量やコストを含めて考えるとダイカストの方が有利になることがあります。反対に、量産を前提としていても、製品の肉厚や強度、材質などの条件から、重力鋳造の方が適している場合もあります。
金型費だけでなく、製品1個当たりの総コストで判断します
鋳造方法を選ぶ際、金型価格だけを比較して決めてしまうと、量産開始後に想定以上のコストが発生することがあります。
製品の総コストを考えるためには、金型費用だけでなく、
* 鋳造単価
* 金型の耐久性
* 生産サイクル
* 必要な後加工
* バリ取りや仕上げ
* 熱処理
* 表面処理
* 検査工程
* 不良発生時のリスク
* 金型の耐久性
* 生産サイクル
* 必要な後加工
* バリ取りや仕上げ
* 熱処理
* 表面処理
* 検査工程
* 不良発生時のリスク
なども含めて検討することが大切です。
特に長期間にわたって量産する製品では、初期の金型費用が高くても、生産性の高いダイカストを選ぶことで、製品1個当たりのコストを抑えられる可能性があります。
一方で、試作や少量生産、今後の数量がまだ確定していない製品の場合は、初期投資を抑えやすい製法を検討した方がよい場合もあります。
中山合金鋳造所では、目先の鋳造単価だけではなく、予定数量や製品寿命、後工程まで含めた総コストを確認しながらご提案いたします。
図面が完成する前の段階でもご相談ください
鋳造方法は、製品設計が固まってから検討するよりも、できるだけ早い段階でご相談いただく方が、形状変更やコスト削減の選択肢を広げやすくなります。
例えば、
「現在は切削加工で製作しているが、鋳造品へ切り替えたい」
「重力鋳造で量産しているが、数量増加に合わせてダイカスト化を検討したい」
「ダイカストを想定しているが、強度や気密性が心配」
「新製品のため、将来の生産数量がまだ分からない」
「金型費用と製品単価を比較して工法を決めたい」
といった段階でもご相談いただけます。
製品図面や3Dデータがある場合は、形状や肉厚、加工箇所などを確認しながら検討します。図面が完成していない場合でも、製品の用途、大きさ、必要数量、希望する材質などが分かれば、検討の方向性をご案内できます。
鋳造後の加工や表面処理まで含めて検討します
実際の製品づくりでは、鋳造して終わりではありません。
鋳造後に機械加工、ショットブラスト、研磨、塗装、熱処理、検査、組立などが必要になることがあります。そのため、鋳造工程だけでなく、完成品になるまでの工程全体を考えて工法を選ぶ必要があります。
中山合金鋳造所では、自社のアルミニウムダイカスト設備に加え、協力企業様とのネットワークを活用し、重力鋳造、機械加工、熱処理、表面処理、検査などを含めた生産方法をご提案いたします。
複数の会社へ個別に相談するのではなく、製品全体についてまとめてご相談いただけることも当社の強みです。
重力鋳造かダイカストか迷われている場合は、まずご相談ください
重力鋳造とダイカストには、それぞれ異なる特長があります。
重要なのは、工法を先に決めて製品を合わせるのではなく、製品に必要な品質、数量、コスト、納期に合わせて工法を選ぶことです。
株式会社中山合金鋳造所では、自社のダイカスト設備と協力企業様との連携を活かし、お客様の製品に適した鋳造方法を一緒に検討いたします。
重力鋳造とダイカストのどちらが適しているか分からない場合や、現在の製法からの切り替えをご検討されている場合も、ぜひお気軽にお問い合わせください。